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知的財産流通 産学連携 顧客開拓 販路開拓
by esunami
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地震と閉じ込め 19.4.24

エレベーターと閉じ込め(-6)
先日、変なエレベーターに乗った。乗り込んでドアが閉まってから電気が一瞬消えたのだ。直ぐ電気は点いて通常に上昇したのでパニックにはならなかったが、同乗した人と、これが地震だったら大変でしたねと、話し合った。
東京都では首都直下型地震対策としてエレベーター内に閉じ込められる被害の防止策を、2007年度以降、消防署や病院などから優先的に取るというが、緊急地震連絡装置も直下型では効果が少ないのではないだろうか。
地震発生後にエレベーターの状況を自動的に判断し運転を再開する装置というが、再開できないケースもあるだろう。
都内には14万5千基のエレベーターがあるという。閉じ込められて出来ることは、体力を温存し、自分が居ることを外部に知らせる事ぐらいだろうか。
エレベーター以外で、家具や瓦礫に閉じ込められても同じだ。いや、その時は、もっと小さな空間かもしれない、怪我をしている可能性もある。
元気で少しでも空間があれば、「携帯用手動充電器」、アラーム、ラジオ、ライトが役立つだろう。
怪我をしていたら、やはり、体力温存と冷静さと信念だろう。
自力脱出の道具、ジャッキ、バール、のこぎり、ハンマーも環境によって用意するのがよいだろう。
# by esunami | 2007-04-24 22:21 | 地震・災害

食品添加物 19.4.22

やはり自分で情報を集めて(-3)
朝日新聞に「食品添加物のナゾ」という記事が6回に分けて連載になった。
我々は美味しくて安くて便利できれいな食品を取っているが、その中には種々の食品添加物が添加されている。
食品衛生法で決められた、「指定添加物(364種、保存料のソルビン酸など)」「既存添加物(450種、クチナシ色素など)」と、その他の、「天然香料(600種、バニラ香料など)」、「一般飲食物添加物(約100種、寒天など)」がある。
「指定添加物」は国が安全性を確認した化学的合成添加物が中心である。国の「リスク調査」では犬やラットを使用し、1年間食べさせ、体に害があるか、発ガンや遺伝子、生まれてくる子への影響がないか調べ、無毒性を決め、体重1キロ当たりの量を決め、その数値の100分の1を人が毎日食べ続けても安全と考えられる1日当たりの摂取量(ADI)として決めている。
従来は天然物は安全ということで、別にしていたが、95年から天然添加物でも国の許可が必要となり、「既存添加物(450種)」も上記の方法で再評価し始めた。現在、やっと、42種について取り掛かったところだ。
また、こういった現在の科学的判断で安全となった添加物でも複合して摂取した時にどうなるかは判っていないという。
さらに、食品の表示のルールでは、調味料、膨張剤、乳化剤などの14種類の添加物については、複合して添加しても表示しなくても良いというルールがあるという。
まだ、我々は、添加物に対する情報を自分で集め、リスクと利便性を比較して、特定の食品に偏らないように気をつけなければならないようだ。
「安心!?食べ物情報」http://food.kenji.ne.jp、
「らでぃっしゅぼーや」が始めた添加物の携帯電話向けサイト。等
# by esunami | 2007-04-22 22:41 |

イチゴの安全性 19.4.20

イチゴの農薬 (-2)
有名なイチゴ「とちおとめ」から基準を超える有機リン系の農薬が検出された。
この農薬は根腐れを防止するものである。
検出されたイチゴは栃木県鹿沼市の農協「JAかみつが」から出荷され、新潟県の保健所が残留農薬を検出して、JAに連絡した。
同じイチゴは、新潟、東京、盛岡、横浜に出荷されていたが、新潟以外では検査のタイミングになかったということである。
分析には結果が出るのに2週間、費用は約2万円掛かるという。確率と費用で実施回数が少なくなっている。
JAではその日に出荷した4万パックは回収したが、新潟、盛岡、東京、横浜に出荷した56万パックは回収困難だとしてそのままになった。
JAかみつがでは出荷箱には生産者名を記入していたが、パックには記入されていなかったため、全量回収となった。東京都の青果卸をしている市場関係者は「消費者の食の安全意識の高まりを受けて、減農薬や有機栽培の方向に向かっているのに殺虫剤を使っているところが未だ有るのかと驚いた」との意見であった。
「ポジティブリスト」規制制度が2006年5月末に始まり、799件の農薬類の基準値が一律に「0.01ppm」以下となった。
この制度の発端は、中国産のホウレンソウから基準値を超す残留農薬が出たためである。現在までに、1ヶ月平均の違反件数は64件で、2005年の7倍となっている、6ヶ月間の違反数は、中国が87件(ウーロン茶)、エクアドル53件(カカオ豆)、ガーナ52件(カカオ豆)、台湾26件(マンゴー等)などが見られた。
# by esunami | 2007-04-19 22:24 |

また、製品の安全 19.4.19

温水便座から発火(-4)
TOTOの温水洗浄便座「ウォッシュレット」の一部製品で今年3月までに3件の発火と26件の発煙事故が起きたと発表した。
原因は温水の温度などを調節する制御装置から火が出ていたそうだ。TOTOによると制御装置の基板上の端子のめっき処理が不十分だったため、便座に座った時の振動で、温水ヒーターへの導線のコネクターと端子の接続部分がこすれてめっきがはがれ、接触不良となり発熱。端子の付け根のハンダが割れて基板が傷み、発火や発煙につながった。
制御装置の部品は当初国産品だったが、99年から部品メーカーが製造拠点を中国上海に変えており、発火、発煙事故は全てこの移転後に起きている。
この状況と原因は、「日経ものづくり」に連載されている中国の産業・ものづくりの話と全く同じである。
中国の部品、製品を採用する時に良く起こる状況であり、品質に対する日本と中国の考え方、レベルの違いといえる。
使用する側に立って条件を変え、長時間の特性、機能試験を怠っているといえる。
同社は「製品の捕捉に全力を挙げておる」という。
INAXでも1985年以降、温水洗浄便座で7件の発火・発煙事故が発生している。
しかし、同社は事故機を全て回収し検証作業をしたが原因を特定できなかったため、「極めて偶発的な事故」である。「原因が分からないのでは注意の喚起のしようがない」とユーザーへの注意喚起はしない方針という。
INAXの検証作業は十分に行われたのだろうか、製造者の論理に偏っていないだろうか。
原因追求に関しては、TOTOとINAXとの連携は取れているのだろうか。面子に捕らわれないで、TOTOに教えてもらっているだろうか。

最近の生活用品の欠陥
07年3月 シャープ 洗濯機 発火
07年2月 リンナイ ガス湯沸かし器 CO中毒
07年1月 三洋電機 洗濯機 発火
06年12月 三洋電機 携帯電話電池破裂 やけど
06年8月 三菱電機 浴室乾燥機 火災
06年8月 アイリスオーヤマ等 事務用シュレッダー 指切断
06年7月 パロマ ガス湯沸し器 CO中毒
05年4月 松下電器産業 石油温風機 CO中毒
# by esunami | 2007-04-18 23:05 | 製品・PL

犯罪は減少しているか 19.4.18

治安は回復したか(-2)
2006年版の犯罪白書によると、一般刑法犯(交通事故関係を除く刑法犯)の認知件数が減少している。2003年から連続3年改善し、前年より11.4%減少し、検挙率も28.6%と4年連続で上昇した。
犯罪別では、殺人1.9%減、強盗17.9%減、暴行9%増、恐喝23.9%減、詐欺3.1%増、窃盗12.9%減である。
これは、2002年において2年前と比べて57.5%と急増したのを受けて、2003年9月に首相を長に全閣僚をメンバーとする犯罪対策閣僚会議が設置され、「治安は危険水域にあるとして」「世界一安全な国、日本」の復活を目指し、「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」を作り推進した成果だろうという。
警察庁では、「警察だけでなく他省庁、自治体、住民団体なども犯罪抑止の対策を講じた。2001年から今年まで警察官が2万6千人増員した。失業率も減ったため。」と言う。
しかし、1980年代は150万件だったのが、まだ、200万件であるし、宝石店などが入居するビルの外壁に穴を開けて侵入する韓国式の「爆窃団」の手荒いイメージや昨年末から新聞記事を賑わしている金属盗難、門扉の盗難、工場資材置き場からの鉄板盗難、電線ケーブルの盗難などは何とかならないのだろうか。昨年の統計が出たら、窃盗の増加が見られるかもしれない。心を抜かずに全員の努力が必要だ。
# by esunami | 2007-04-18 21:50 | 犯罪・防犯