犯罪は減少しているか 19.4.18 |
治安は回復したか(-2) 2006年版の犯罪白書によると、一般刑法犯(交通事故関係を除く刑法犯)の認知件数が減少している。2003年から連続3年改善し、前年より11.4%減少し、検挙率も28.6%と4年連続で上昇した。 犯罪別では、殺人1.9%減、強盗17.9%減、暴行9%増、恐喝23.9%減、詐欺3.1%増、窃盗12.9%減である。 これは、2002年において2年前と比べて57.5%と急増したのを受けて、2003年9月に首相を長に全閣僚をメンバーとする犯罪対策閣僚会議が設置され、「治安は危険水域にあるとして」「世界一安全な国、日本」の復活を目指し、「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」を作り推進した成果だろうという。 警察庁では、「警察だけでなく他省庁、自治体、住民団体なども犯罪抑止の対策を講じた。2001年から今年まで警察官が2万6千人増員した。失業率も減ったため。」と言う。 しかし、1980年代は150万件だったのが、まだ、200万件であるし、宝石店などが入居するビルの外壁に穴を開けて侵入する韓国式の「爆窃団」の手荒いイメージや昨年末から新聞記事を賑わしている金属盗難、門扉の盗難、工場資材置き場からの鉄板盗難、電線ケーブルの盗難などは何とかならないのだろうか。昨年の統計が出たら、窃盗の増加が見られるかもしれない。心を抜かずに全員の努力が必要だ。 |
by esunami
| 2007-04-18 21:50
| 犯罪・防犯
|
<< また、製品の安全 19.4.19 | クローン牛の安全性 19.4.16 >> |